更新研修を奈良県で受けられない場合の対応

事業所において指導的な役割を担う主任介護支援専門員。
奈良県で主任介護支援専門員として活躍している方も多いのではないでしょうか。

主任介護支援専門員は、5年ごとに更新研修を受ける必要があります。
更新研修は原則登録している都道府県で受けることになります。
つまり奈良県で登録しているのであれば更新研修は奈良県で受けることになります。

ですが、諸事情などにより奈良県では更新研修を受けることができない場合もあるでしょう。
その場合は、所定の手続きを踏んで、他の都道府県で更新研修を受ける必要があります。
更新研修を受けないと、名簿から登録が外され、主任介護支援専門員として働くことができなくなってしまうからです。

奈良県で受けられない場合、まず他の都道府県の担当課に連絡を取り、事情を伝えます。
もしその都道府県から更新研修を受講してもよい、と許可が下りたら、次に奈良県に書類を提出します。
奈良県の場合、主任介護支援専門員の名簿管理や研修を担っているのは、福祉医療部長寿・福祉人材確保対策課地域包括ケア推進室です。
この窓口宛てに受講地変更願を提出します。

なお受講地変更願は主任介護支援専門員の更新研修以外にも、介護支援専門員の更新研修、主任介護支援専門員取得時の研修の際も提出が必要です。
また転居などにより自宅の住所地や勤務地が変更になる場合、古い住所地と新しい住所地の記入が必要になります。
住所地移転の予定日を記入する欄もあるので、もし日程が分かっている場合はその部分も忘れずに記入しましょう。
そして受講地変更願を提出する際は、介護支援専門員証の写し、主任介護支援専門員研修修了書の写しの添付も忘れないようにしましょう。